研削とロボットの融合!岡本工作機械製作所「グラインディングセンタ×ロボットシステム」
こんにちは!中古機械屋、ジーエムの吉見です。
今回は、ジーネットの「新斬モノ」に掲載されていた
株式会社岡本工作機械製作所さんの『グラインディングセンタ×ロボットシステム』 をご紹介します。
岡本工作機械製作所といえば、研削盤メーカーとして世界的に知られる老舗メーカー。
その岡本さんが、同グループ会社と協力して 研削盤+ロボットの自動化システム を開発されています。
掲載されていたシステムは、
グラインディングセンタ「UGM64GC」と、
搬送ロボットシステム「GRIND-SELF」を組み合わせたもの。
研削加工にロボットを組み合わせることで、ワークの搬送や段取り替えを自動化し、
無人運転や24時間稼働 も実現可能にしています。
【注目ポイント】
グループ会社による共同開発:岡本工作機械×技研株式会社の協業体制
研削盤全般に対応可能:円筒研削・内面研削など、多様な機種に柔軟対応
ロボットの種類が豊富:小型タイプからローダーまで幅広く選べる
ハンド・爪をワークに合わせて設計:ユーザーごとに最適なハンドリングを実現
特に「GRIND-SELF」は、省スペース設計で既存設備にも組み込みやすく、
自動搬送・自動着脱などの工程を効率化します。
また、岡本グループ全体で設計から製作・調整まで一貫対応しているため、
ユーザーの現場環境に合わせた柔軟な提案ができるのも強みです。
最近では、木工機械の世界でもロボットによる自動搬送や研磨工程の自動化が進んでいます。
こうした産業機械の技術が、木工分野にもどんどん応用されていくのが楽しみですね。

