こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です

今日は、長年の実績を持つ中日特殊刃物株式会社さんの**新型チップソー「シャープカケ止 A5」**について、木工のプロ目線で分かりやすくご紹介します。

◆ 合板パネル切断の「カケ」や「バリ」――現場の悩み、よく分かります!

木工現場でよく使われる化粧貼り合板やパーティクルボード。「切断面がギザギザする」「カケが出やすい」「冬場や固い板だと特にきれいに仕上がらない」…こんな悩み、ありませんか?

実はこれ、刃型設計やチップの配置、そして“クズハケ性”が大きく関係しています。そこで登場したのが、**A5タイプの「シャープカケ止」**です。

◆ 「A5 シャープカケ止」とは? ― 技術のポイント

A5は、切断面の美しさ・直線性・クズハケ性の3拍子を追求した新世代チップソーです。特に注目したいのが「カケ止(かけどめ)」加工。この独自設計によって、材料の端部でもバリやカケを最小限に抑え、誰が使っても“なめらか”な仕上がりを実現しています。

◆ 実際に“手で触って分かる”違い

私も実際に「72P」「90P」「100P」すべてのA5タイプを使って切断面をチェック。正直、72Pでも100Pと同じくらい、手触りがすごく滑らか!しかもクズハケがよく、直線性も抜群なので、現場の時短にもつながります。

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◆ 「クズハケ」とは?~現場用語のミニ解説~

チップソーでパネルや合板を切ると、どうしても細かい木くず(クズ)が発生します。このクズが刃や切り口に詰まると、仕上がりが悪くなったり、切る途中で手間が増えてしまいます。

「クズハケが良い」とは、切った時に出る木くずがしっかり外に排出されて、詰まらずにスムーズに切れる性能のこと。

クズが詰まりにくい

最後までスムーズに切れる

切断面もきれいになりやすい

A5のシャープカケ止は、このクズハケ性能にも優れているため、現場でも「作業しやすい」「掃除もラク」と好評です。

◆ ラインナップ

305mm径 × 3.0mm厚で72P、90P、100P、120P現場の機械や材料に合わせて選べます。

◆ どんな方におすすめ?

化粧貼り合板やパーティクルボード、難しい材料のカケ・バリに悩んでいる方

切断面を“誰が触ってもきれい!”にしたい方

直線性を重視したい現場

クズハケ性で作業効率も重視したい方

◆ 中日特殊刃物株式会社さんとは?

愛知・名古屋で長年、現場に寄り添った“職人発想”のものづくりを続ける刃物専門メーカーです。全国各地の木工・建材加工現場からも厚い信頼を集めています。

▼公式HPはこちら中日特殊刃物株式会社HP