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こんにちは!中古機械屋、ジーエムの吉見です。

10月に名古屋で開催された「メカトロテックジャパン2025(MECT2025)」に行ってきました。工作機械を中心に、国内外のメーカーが最新技術を披露する展示会で、会場は多くの来場者で大賑わい。技術者同士の情報交換や新製品の発表など、活気に満ちたイベントでした。

当社ジーエムは木工機械の販売・整備に加え、工具・刃物の販売も行っています。そこで今回は、特に工具や刃物関連のブースを重点的にチェックしてきました。

まず印象的だったのは、各メーカーが提案していた高精度工具と省エネ加工技術です。最近では金属だけでなく、木材や樹脂にも対応できるエンドミルやカッターが登場しており、用途の幅が広がっています。特に樹脂加工用の刃物が増えているのは、木工現場でも活用できる可能性が高く、非常に興味深い点でした。

また、切削抵抗を抑える新しいコーティング技術の展示も注目のひとつでした。これにより、工具の寿命延長や加工精度の向上が期待できます。木工機械の刃物でも、こうした技術が応用できれば、より安定した加工が実現できそうです。

さらに、医療分野での超精密加工技術の講演も行われていました。レンズがないと見えないほどの極小部品を高精度で仕上げる技術には驚かされました。ものづくりの可能性を広げる挑戦に、私も大いに刺激を受けました。

こうした最新の技術動向は、今後の木工業界にも必ず波及していくと思います。私たちジーエムも、これらの技術や発想を取り入れながら、より良い機械・工具の提案を続けてまいります。