こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。
本日は、お客様からご依頼いただいていた オリジナル商品の3Dスキャンデータ を無事に納品しましたので、ご報告です。

■ お預かりした実物を、正確に3Dデータ化

今回のお客様は、自社オリジナル商品をデータ化したい とのことで、当社にご相談くださいました。
図面・CADデータが残っていなかったため、現物をお預かりし、

非接触3Dスキャン

形状解析

リバースエンジニアリング(3D CAD化)

までをワンストップで担当しました。

「データがないところからデジタル資産を作りたい」というニーズに対し、今回も精度よく形状を復元でき、お客様にご満足いただけました。

■ 透け感のある素材へのスキャン。課題を工夫でクリア

今回のオリジナル商品は、やや透け感のある素材で作られていました。
透ける素材は光が内部まで通ってしまい、形状取得が難しいケースがあります。

そのため今回は、

透過を抑えるための表面処理の工夫

光源角度の細かい調整

高精度・複数方向からの追加スキャン

などを組み合わせ、正確なデータ化に成功しました。

商品ごとに最適なスキャン条件を調整するのも、当社の得意とするところです。

■ データ化することで広がる可能性

納品した3Dデータは、今後、

製品の改良・モデルチェンジ

新バージョン開発のベースデータ

金型・治具の製作用データ

企業資産としてのバックアップデータ保管

など、さまざまな用途に活用していただけます。

現物しかない商品でも、デジタル化することで “次の展開につながる財産” に生まれ変わります。

■ オリジナル商品・小ロット製品のデータ化もお任せください

当社では、

市販されていないオリジナル商品

デザイナー様のオリジナル造形

手作りサンプル品

試作品モデル

などのスキャン実績も多くあります。

「この素材でもスキャンできますか?」
「形状が複雑でも大丈夫?」
といったご質問もお気軽にお寄せください。

本日も無事に納品できて、本当によかったです。
ご依頼いただき、ありがとうございました!
当社「3D復元.Com」のHPはこちら。


製造業の現場では、図面のない部品や、現物合わせで作られた型・治具の管理など、
「データが残っていない」という課題がつきものです。

株式会社ジーエムでは 「3D復元.com」 を通じて、
非接触・高精度の3Dスキャンサービスを企業向けに提供しています。

▼ 図面・3Dデータがなくても、現物から正確にデータ化

当社の3次元測定機は、細かな形状まで正確に読み取れるため、

図面が残っていない部品の再製作

経年劣化した鋳物型や治具の復元

手作業で製作された試作品・モデル形状のデータ化

市販されていない専用部品の3D CAD化

現物合わせで作られた部品の図面化

など、多くの企業様からご依頼をいただいています。

▼ よくあるご相談(企業様向け)

現場で使っている型が破損寸前で、このままでは量産が止まってしまう

古い設備の補修部品を復元したいが、図面が存在しない

現物合わせで製作した治具を正式図面として残したい

廃番になった部品のリバースエンジニアリングを行いたい

OEM部品の形状をデジタル化して管理したい

製造業ならではの“現物からのデータ化課題”の解消に、ジーエムは力を発揮します。

▼ 3Dデータ化のメリット(企業用途)

再製作・復元が容易になり、設備停止リスクを低減

形状のデジタル管理により、社内資産の可視化が可能

外注先との共有もスムーズ(CADデータでやり取り可能)

3Dプリント・切削加工との連携でスピーディに試作製作

設備保全・治具管理・試作開発など、製造現場の幅広い場面で役立ちます。

▼ お問い合わせは企業様限定で承っています

「この部品はスキャン可能か?」
「復元データの精度要件について相談したい」
といった技術的なご相談も歓迎しています。お問合せはこちら。

現物を確認しながら、最適なスキャン方法・データ形式・加工連携をご提案いたします。