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未来のものづくり:会話で操作するNCマシンの衝撃

こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。
昨日、「機械加工展」で驚くべきセミナーを受講しました。その題材は、**「GPTベースでインパクトある製品開発をする」**というもので、AI技術が製造業の現場にどのように革命をもたらすかがテーマでした。

NCマシンを会話で操作する時代へ

通常、NCマシンを動かすにはプログラミングが必要です。これまでは熟練した技術者が高度な知識をもとにNCプログラムを作成していました。しかし、このセミナーでは、なんと「会話で操作するNC」のコンセプトが紹介されたのです。

例えば、

▶ 「このアルミ材を10mm削って、仕上げは0.02mmの精度で」

▶ 「次のワークも同じ条件で加工して」

このように音声やテキスト入力で指示を出すだけで、NCマシンがプログラムを自動生成して動作するという仕組み。これが実現すれば、技術者でなくてもある程度の加工ができてしまうのです。

切削加工の16動作をGPTに組み込む

セミナーによると、切削加工には16種類の基本動作があるそうです。この動作をGPTが学習し、適切な指示を与えることで、誰でも簡単にNCプログラムを作成できるとのこと。

従来の「対話式」NCとは異なり、GPTが作業者の意図を理解し、最適な加工パスを生成する点が画期的です。

技術者不要?未来の製造業の姿

この技術が実用化されれば、

✅ 技術者不足の解消 – プログラミングの専門知識がなくても加工が可能
✅ 作業時間の短縮 – 手動でのNCプログラム作成が不要
✅ 製造コストの削減 – 効率的な加工パスの自動生成により無駄を省く

従来の製造業のあり方を根底から覆す技術と言えるでしょう。

まとめ:未来のものづくりへ

「AI×製造」の進化は、単なる作業の自動化ではなく、人の手を離れても高度な加工ができる世界を実現しようとしています。機械加工の現場はこれからどう変わるのか、これからの技術革新がますます楽しみです。

この新技術、皆さんはどう思いますか?実際のところどうなのかしら?うちの現場の場合に本当に使えるの?疑問ですよね。 私はちょっとデモたのんでみようかなって考えてます。デモをしてもらったら、また感想をブログにアップしますね。

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