こんにちは!木工機械販売.com、ジーエムの吉見です。

先日の日本木工機械展で、西野製作所さんの万能木工機「SA-300」「SA-240」を拝見しました。
昔から人気のある万能機ですが、実際に間近で見ると、やはりコンパクトで使い勝手が良いですね。

一台で「プレーナー・昇降盤・横切り・角ノミ」などの加工ができるため、
スペースの限られた工房や、現場加工の多い方には非常に便利な機械です。
構造もシンプルで、メンテナンス性が高く、丈夫に作られているのが印象的でした。

最近は、メーカーさんが木工機械の製作から撤退していくケースも多く、
国産で新機種を見られること自体が貴重です。
こうして今も“ものづくりの現場”に寄り添う機械を作り続けている西野製作所さんには、
本当に頭が下がります。

万能機は「昔の機械」と思われがちですが、実際は現代の小規模製造現場やDIY志向の工房にもピッタリ。
省スペース・多機能・耐久性と三拍子そろった優秀な機械です。

木工機械の世界もどんどん変化していますが、
こうした“現場の声を生かした国産機”が残っていることに、
なんだかほっとした展示会でした。

今では多くの木工機械メーカーが海外生産へと移行する中で、
こうして**“Made in Japan”の木工機械**が今も作られていることが、本当にありがたいと感じます。

日本の木工現場に寄り添い、使う人の気持ちをわかって設計された機械。
それが今も現役で存在してくれることは、私たち機械屋にとっても誇りです。
in Japanの木工機があってくれることがありがたい。
そんな気持ちを改めて実感した展示会でした。



こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

先日の「日本木工機械展」では、集塵機メーカーさんも多く出展されていました。その中で、協和機工株式会社さんと新東工機製作所さんのブースを訪問し、最新の「移動式集塵機」カタログをいただきました。実機の展示はありませんでしたが、最新仕様の資料を見ることができてとても参考になりました。

協和機工さんの「消音型集塵機 KAZ-3CS」は、名前のとおり静音設計で、コンパクトながらもしっかりとした吸引力が特徴です。ワンタッチで取り外しができるフィルター方式で、移動も簡単。工房内のレイアウト変更にも柔軟に対応できる構造になっています。

一方の新東工機製作所さんの「ミクロマンシリーズ」は、軽量・省スペース設計でありながら、強力な吸塵力を実現したモデル。当社でも実際に「ミクロマン」を使っていますが、非常に扱いやすく、日常の木工現場で大活躍しています。

木工機械の工房では、作業内容によって集塵ポイントが変わることが多く、据え置き型よりも移動式集塵機のほうが便利な場面も多いです。キャスター付きで簡単に移動できるため、加工機のそばに持っていけるのが何よりの魅力ですね。

新東工機製作所さんは小型機だけでなく、大型の据付タイプの集塵機も多数ラインナップされています。お客様の工房規模や用途に合わせた提案も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

今回は展示ではなくカタログでのご紹介ですが、各メーカーさんの努力と工夫が詰まった製品を見るたびに、国内の木工機械メーカーの底力を感じます。これからも、現場で役立つ木工機械・周辺設備の情報をブログで発信していきます!



こんにちは!中古機械屋、ジーエムの吉見です。

「日本木工機械展」で、大日精工株式会社さんのカタログをたくさんいただきました。
大日精工さんといえば、以前ご紹介した「そば取鉋盤」も有名ですが、実は軸傾斜丸のこ盤のラインナップもとても豊富なんです。

代表的なモデルがこちらの**「PC-600」「MC-500」「DSN-1300」シリーズ**。
どれも現場の使いやすさを第一に考えた設計で、木工・樹脂加工どちらにも対応しています。

■ PC-600(樹脂・木工用)

高精度なLMガイドを採用し、滑らかなスライドと長寿命を両立。
アルミテーブルで軽く、錆びにくいのも特長です。
角度・傾斜の調整がしやすく、プロの現場でも信頼されている機種です。
また、デジタル角度定規・デジタル傾斜角度表示装置など、オプションの充実度も抜群。
正確な角度切りや、繊細な傾斜加工を求めるユーザーに最適です。

■ MC-500シリーズ(MC-500W/MC-500AT/MC-500-20R)

「使いたくなる軸傾斜盤」をコンセプトに設計された人気シリーズです。
アルミテーブル仕様で、軽くて操作性が良く、精度の安定性も抜群。

MC-500Wは標準タイプ、MC-500ATは片テーブル移動型、MC-500-20Rは長尺材にも対応する拡張レール仕様。
用途に合わせて選べるラインナップになっています。

また、オプションでデジタル角度定規や4.5度傾斜切断ユニットも取り付け可能で、より精密な加工をサポートします。

■ DSN-1300(木工用)

大日精工さんの中でもフラッグシップモデルといえるのが**「DSN-1300」**。
長年の実績と高精度な構造で、多くの木工所で活躍しています。

2000mm以上の長尺スライドテーブルを搭載し、2400mm仕様までオーダー対応。
平レール構造で滑らかに動作し、重い材料でも軽い力で扱えるのが特長です。

特に大型家具・什器・建具製作など、広いワークを扱う現場では欠かせない存在です。

■ 豊富なオプションと精密な設計

どのモデルにも共通しているのが、現場の声を反映した拡張性の高さです。
角度定規、デジタル表示装置、ストッパーガイド、切り落とし型など、実際の作業を支える便利なオプションが多数。

さらに、同社ブランドのDINSKチップソー「Calm」シリーズは、静音性と切れ味の良さで定評があり、これらの丸のこ盤とベストマッチします。

大日精工さんは「長く使える堅牢な機械」を一貫して作り続けており、各機種に共通して“職人のためのものづくり”の精神が息づいています。
精度・耐久性・使いやすさ、どれを取っても信頼できるメーカーさんです。

木工・樹脂加工を問わず、精密な切断加工を求める方にはぜひおすすめのシリーズです。

お問合せはこちらまで。



こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

今、当社の営業の佐々木が「木工機械展2025」に行っています。会場は大変な賑わいで、多くの方が新しい機械や技術を熱心に見学されている様子です。写真からもその盛り上がりが伝わってきますね。

特に印象的だったのは、自動化や省人化を意識した最新機械の数々。ロボットアームやCNC加工機の実演もあり、木工業界の進化を肌で感じることができます。また、研磨材や工具、のブースも盛況で、普段からお付き合いのあるメーカーさんとも有意義な情報交換ができているようです。

そして、明日は私自身も会場に行く予定です。最新の技術を実際に見て、触れて、担当者と直接話せることをとても楽しみにしています。中古機械を扱う当社にとっても、最新の動向を知ることはお客様への提案に繋がる大切な機会です。

これからもこうした展示会での学びを活かし、皆さまのお役に立てるよう努めてまいります!



こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

今日は、木工業界で注目の大イベント「日本木工機械展 Mokkiten Japan 2025」についてご案内します!今年のご案内2回目になりますね。

Mokkiten Japanは、木工機械・工具・関連機器メーカーが一堂に会する、国内最大級の展示会です。木工機械や自動化、省力化、最新の加工技術など、ものづくりに携わる方には見逃せない内容となっています。

■ 開催概要

開催日程:2025年10月2日(木)~4日(土)

会場:ポートメッセなごや

開催時間:9:00~17:00

入場料:無料(事前登録制)

■ 主な見どころ

最新の木工機械・工具・関連機器の実機デモ国内外の有名メーカーが出展!実際に機械を見て触れて、最新の技術動向をチェックできます。

各種セミナー・講演木材利用や安全対策、業界トレンドをテーマにしたセミナーが多数開催されます。たとえば「木材利用の拡大と今後の方向性」や、「作業現場の作業環境・火災対策」など、現場で役立つ内容が盛りだくさんです。

技術優秀賞や特別展示コーナーも充実優れた新製品・新技術の表彰や、未来を担う若手技術者向けの展示もあり、木工業界の今とこれからが分かります。

■ アクセス

車の場合:名古屋高速・伊勢湾岸自動車道経由で便利!駐車場も完備されています。

電車の場合:あおなみ線「金城ふ頭駅」から徒歩約5分。会場までアクセスしやすい立地です。

■ ご来場方法

今回の展示会は「事前入場登録制」です。2025年9月1日(月)から公式サイトで来場登録が開始されますので、ぜひ事前登録のうえご来場ください。

■ 出展社一覧・会場マップ

木工機械メーカーや工具関連メーカーなど、国内外の多彩な企業が出展します。また、セミナーや会場マップも公開されていますので、事前にチェックして効率よく見学するのがおすすめです! 私もこの展示会毎回楽しみにしています。