こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。今回は、当社が取り扱っている(実際に使っている)青棒についてです。

青棒とは?

青棒は、金属の表面を磨いてツヤを出したり、細かな傷を除去したりするために使用される固形タイプの研磨剤です。主にグラインダーやバフを使用して、金属の最終仕上げや鏡面仕上げに使われ、「仕上げ用」として非常にポピュラーな製品です。名前の由来は、緑がかった青色の見た目から来ています。

特徴と構成成分

高い研磨効果

青棒には酸化アルミニウムやクロム酸化物が含まれており、金属表面の微細な凹凸を削り取って滑らかに仕上げます。

固形の扱いやすさ

油分やロウで固形状に固められているため、初心者でも簡単に使えます。

対応素材

ステンレス、鉄、アルミ、銅など幅広い金属に対応。

特にステンレスの仕上げ作業で効果を発揮します。

青棒の使い方

準備

グラインダーや回転バフ(フェルトバフや布バフが一般的)を用意します。

研磨する金属をしっかり固定しておきます。

青棒を塗布

回転するバフに青棒を軽く押し当て、均一に塗りつけます。

研磨作業

回転バフを研磨したい金属表面に当て、軽く押し付けながら磨きます。

研磨具合を確認しながら、均一な仕上がりを目指します。

仕上げ

研磨後、柔らかい布で金属表面を拭き取り、ツヤと仕上がりを確認します。

以上となります。

当社では、バイトの研磨などに使っています。

青棒を使っている様子を動画に撮りました。ちょっとお見せしますね。動画はこちら

最後まで読んでくださりありがとうございます。

また、皆様のためになる情報をUPしていきたいと思います。

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半自動プレスとは?

半自動プレスは、手動操作と自動操作の両方の特長を兼ね備えたプレス機械です。この機械は、作業者が効率的に作業を行えるよう設計されており、手動では難しい動作を自動で補助しながら、柔軟な操作性を保ちます。

半自動プレスの仕組み

半自動プレスの基本的な動作は以下の通りです:

上面の定盤が電動で動く

半自動プレスの上面の定盤(プレスヘッド)は、電動モーターにより一定の高さまで自動的に下がります。

これにより、作業者は重たい定盤を手動で動かす手間を省くことができます。

手締め作業が必要

定盤が材料の近くまで下がったら、作業者が手で調整し、材料をしっかりと固定します。

4分割タイプの活用

当社の半自動プレスは4分割タイプを採用しており、材料の大きさに応じて4枚の定盤を柔軟に使い分けることができます。

大きい材料から小さい材料まで対応可能で、無駄なく効率的に作業が行えます。

半自動プレスの利点

作業効率の向上

定盤が電動で動くため、作業時間が短縮され、効率的な生産が可能になります。

高い柔軟性

手締めで微調整が可能なため、多種多様な材料や加工方法に対応できます。

省スペース設計

4分割タイプを採用することで、大きな設備を用意する必要がなく、作業スペースを有効活用できます。

コスト削減

完全自動のプレス機に比べ、導入コストやメンテナンスコストが抑えられる点も魅力です。

使用シーン

多品種少量生産

頻繁に材料が変わるような生産現場で、柔軟に対応可能です。

部品の加工精度が重要な場面

作業者が微調整できるため、精密な仕上げが求められる場面に適しています。

生産コストの低減を図りたい場合

自動化設備よりも導入しやすく、効率を保ちながらコスト削減を実現できます。

まとめ

当社の半自動プレスは、電動で動く定盤と手締め操作の組み合わせにより、高い操作性と加工精度を実現しています。また、4分割タイプの設計により、さまざまなサイズの材料に対応可能です。効率的かつ柔軟な生産をサポートする半自動プレスを、ぜひご活用ください!


部品加工のご紹介

こんにちは!今回は当社の部品加工についてご紹介いたします。

今回製作した部品は、ワイヤーカット加工を使用して作り上げました。この加工方法により、高い精度が求められる部品でも美しく仕上げることが可能です。今回の製品では、交差0.05mmという厳しい基準をクリアしています。

加工後には黒染め処理を施し、仕上がりに美しさと耐久性をプラスしています。この黒染めは、部品の防錆効果を高めています。

当社の加工は、お客様のご要望に合わせたカスタマイズが可能です。

さらに、私たちは部品加工だけでなく、検査治具や各種専用工具の製造も行っております。詳しくは当社のホームページをご覧ください。

株式会社ジーエム

お気軽にお問い合わせください!



こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

最近、お客様から中古旋盤に関するお問い合わせを多くいただいております。そこで今回は、旋盤への材料の取り付けについてお話ししたいと思います。

木工旋盤の材料の取り付け方法

当社の木工旋盤には、「三つ爪チャック」のようなチャックは付いておりません。しかし、以下のような方法で材料を取り付けることが可能です:

フランジに材料をビス止めして固定する

材料を直接フランジにビスで止めることで、しっかりと固定できます。

材料のサイズに応じてフランジに捨て木を取り付ける

捨て木(補助材)をフランジに取り付け、その上に材料を固定します。この方法は、サイズや形状が特殊な材料を加工する際に非常に便利です。

これらの方法を活用することで、さまざまな形状の材料を柔軟に加工できます。

中古旋盤に関するお問い合わせ

最近、旋盤に関するご質問が増えております。当社ではお客様のご要望に応じた提案をさせていただきますので、気軽にお問い合わせください!また、具体的な製品や加工方法についてもご相談にのります。

お問い合わせは、当社ウェブサイトの右上にある緑色のボタンからどうぞ。

株式会社ジーエム TEL: 0533-68-6733 担当: 吉見

皆さまのお問い合わせを心よりお待ちしております!


機械屋ジーエムの吉見です。今回は、当社の人気商品「東海製作所 横切り盤 SFJ-1300」のご紹介をさせていただきます。

SFJ-1300の特徴

横切りテーブルは広く、片持ち揺動式で往復操作は極めて輕快です。

鋜軸装置はフレームの内部に収容され、鋼軸は特殊鋼を使用し、熱処理研磨仕上げを行い高速回転にも高精度を保ちます。

鋼軸の昇降・傾方は、前面のハンドルで早速にでき、なお、傾方角度45°辺りの目皿に依り容易に読み取る事ができます。

フレームは強響な鑄鉄製で、各部は精密に仕上げられ、酷使にも耐えられます。

SFJ-1300の役立つ場面

SFJ-1300は、当社の工場で実際に使用しています。木型や治具の制作に大いに役立っています。

興味のある方は、ぜひご見学やお問い合わせください! No-496