木工機械あれこれブログ NEW
お客様が沖縄からご訪問くださいました。
こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。
2月12日、沖縄から素敵なお客様が当社にいらっしゃいました。お二人はご夫婦で、その日はとても寒かったので「寒さに驚かれたのでは?」と尋ねると、以前岐阜に住んでいたことがあるそうで、「懐かしい寒さですね」と笑顔でお話しくださいました。
お客様は沖縄で「てるる詩の木工房」という国産ハープの製造販売や、獅子頭の制作、さらに国宝の復元制作を手掛ける「木の工房 杢陽」を運営されています。今回は名古屋で木材の検品があり、そのついでに当社にお立ち寄りいただいたのです。
せっかく蒲郡に来ていただいたので、近くの観光地「竹島」をご案内しました。竹島はスピリチュアルスポットとしても有名で、長い橋を渡ると国定公園である竹島にたどり着きます。その日は強風が吹き荒れる中、橋を渡り、お参りをしました。毎年近くの「弁天様」の神社にお参りされているそうで、「竹島も弁天様にゆかりがある」という話をすると、縁を感じて喜んでくださいました。
また、お客様は木工に携わるプロフェッショナルだけあり、竹島に生えている木々にも興味を持たれました。私は木を見ても種類がわからないのですが、お二人は「立派な黒松ですね」「これは槇の木ですよ」と次々に判断され、さすがだなと感心しました。
その後、「クラシックホテル」でお茶をしながら、たくさんのお話を伺いました。特に印象的だったのは国宝の復元に関するお話です。徳川美術館で実物を採寸したときのエピソードや、製造工程が失われた宝物を文献や研究を重ねながら復元しているご苦労のお話は、とても興味深かったです。
実は私も以前、沖縄で首里城を見学したことがありました。現在お客様は「首里城」の再建にも深く関わられているそうで、再建が無事に進むことを心から願っています。
このように、素晴らしい方々とのご縁を大切にしながら、これからも仕事を通じてさまざまな人々と関わっていきたいと改めて感じた一日でした。
最後までお読みいただきありがとうございます!また、面白いエピソードやお客様との交流をお届けしていきますね。