こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!

先日、電気保安協会の講習会に参加してきました。電気に関わる仕事をしている以上、安全についてしっかり学ぶことは非常に重要です。この講習会では、いくつかの重要なテーマについて学びましたので、今回はその内容を簡単にご紹介したいと思います。

1. 電気の安全な使い方

電気は私たちの生活や仕事に欠かせない存在ですが、一歩間違えると大きな事故につながる可能性があります。講習では、以下のポイントが特に印象的でした。

・定期的な配線の点検が事故を防ぐ第一歩であること。

・過負荷状態を避けるための注意点。

・漏電ブレーカーやアースの設置の重要性。

日々の業務で当たり前に使っている電気ですが、適切な使い方を見直すきっかけになりました。

2. 感電しないように注意

感電は、電気を扱う際に最も注意しなければならないリスクの一つです。講習では、感電事故を防ぐための具体的な対策についても学びました。

・作業前に必ず電源を切る

・絶縁手袋や工具を使用して安全性を確保する。

・濡れた手や足で電気設備に触れないようにする。

特に現場での作業時には、基本的なルールを徹底することが感電予防の鍵です。少しの油断が大きな事故につながる可能性があるため、常に意識して作業することが大切だと感じました。

3. PCB廃棄物について

PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、環境に有害な物質であり、適切な廃棄が求められます。この講習では、PCB廃棄物の管理方法や法的な規制について学びました。

PCBを含む機器の特定方法。

法律に基づく廃棄手続きの流れ。

廃棄処理の際の注意事項。

特に2027年3月までという期限が設けられているため、それまでに全てのPCB廃棄物を適切に処理することが義務付けられています。この期限を過ぎると、法律違反となり、厳しい罰則が科される可能性があるため、早めの準備と対応が求められます。期限を過ぎると、会社での永久保存が必要になると聞きました。永久保存?負の遺産が残ることになってしまいますよね。

具体的には、以下のステップを確実に進めることが重要です。

・PCBを含む機器のリストアップと特定。

・専門の処理業者への依頼とスケジュールの調整。

・処理完了後の証明書の保管。

期限までに確実に対応するため、早期の計画と行動が必要だと強く感じました。

4. 波及事故の予防について

波及事故とは、一つのトラブルが原因で、広範囲にわたる停電や設備故障を引き起こす現象です。この防止のためには、以下の対策が重要だと教わりました。

・定期的な機器のメンテナンス。

・異常が発生した場合の迅速な対応体制の構築。

・予備電源の準備や負荷分散の工夫。

波及事故が発生すると、自社だけでなく取引先や地域社会にも大きな影響を及ぼす可能性があります。そのリスクを抑えるため、より一層の注意が必要だと再認識しました。

今回の講習会を通じて、電気を安全に利用するための知識を改めて深めることができました。これからも、安全第一で業務に取り組んでまいります。

皆さんも、電気の使い方や設備の管理について、一度見直してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました!

次回のブログもお楽しみに!


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