こんにちは!中古機械屋、ジーエムの吉見です。

今回は、当社で販売している WIKUS社製「MARATHON X3000」バイメタルバンドソーブレード のご紹介です。

ドイツのWIKUS(ヴィークス)社は、世界的に信頼されるバンドソーメーカーで、その中でも「MARATHON X3000」は特に人気の高いモデルです。金属加工現場で求められる“切れ味・耐久性・コストパフォーマンス”をバランス良く備えた製品として、多くのユーザーから支持されています。

このX3000は、特殊なバイメタル構造により刃先の耐摩耗性が非常に高く、硬鋼材やステンレスなどの難削材にも対応。長寿命で安定した切断が可能です。さらに、加工精度が高いため、製品の仕上がりも安定します。

当社では、X3000を各種サイズ・ピッチで取り扱っています。
「どのサイズを選べばいいかわからない」「使用機種に合うものを探している」など、ご相談もお気軽にどうぞ。お客様の使用条件に合わせて最適なバンドソーを提案いたします。

WIKUS MARATHON X3000の販売・ご相談は、ぜひ当社ジーエムまでお問い合わせください。



こんにちは!木工機械屋ジーエムの吉見です。

【バンドソー選びで迷ったら】 丸太も切れる。太い木材をまっすぐ切りたいときは、丸仲のバンドソーを。

木工や建築、DIYの現場で、よくこんなご相談をいただきます。

「丸太をしっかり切れるバンドソーがほしい」 「太くて重たい木材を、まっすぐ切りたい」 「置き場所や作業スペースが限られていても、本格的な作業ができる機械はないか」

そんなとき、私が安心しておすすめしているのが、 丸仲鐵工所のバンドソーシリーズです。

展示会で実際に見た“信頼のつくり”

先日、展示会でこの丸仲のバンドソーを実際に見てきました。 第一印象は、「とにかく頑丈なつくり」。 触れてみて、動作を見る中で、機械そのものが放つ“安心感”を感じました。

コンパクトでありながら、しっかりとした鋳造フレーム。 振動の少なさ、ブレのなさ、そして刃の安定感。 これなら、厚みのある木材でもまっすぐ、静かに、確実に切れる── そんな信頼感がありました。

丸仲のバンドソーの特長

・小型モデルでも丸太の切断に対応できる切断力
・幅の広い鋸刃で、切断面がぶれにくく仕上がりが美しい
・機種バリエーションが豊富で、作業内容に応じた選択が可能
・使用できる帯鋸のサイズは、たとえばミニモデル「ピッコロ」でも幅75mm、厚さ0.65mm、長さ2,824mmという本格仕様。
この“幅広の刃”が使える設計は、安定感と切断力に直結し、大きな魅力のひとつです。

太い木材をまっすぐ切りたい方へ

丸太や柱材など、太くて重たい木材をまっすぐ切る作業には、 正確な直線性と、機械そのものの安定感が求められます。

丸仲のバンドソーは、そうした「木と本気で向き合う作業」にしっかり応えてくれる、 信頼できる道具です。

機種選びに迷ったときは

丸仲のバンドソーには、自動送り付き、テーブル仕様、ミニタイプなど、 さまざまなラインナップがあります。

作業の種類、材の厚み、設置環境などに合わせて、 最適な一台をご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

木をまっすぐ切ること。
それは、ただの作業ではなく、木の命に向き合う一つの所作です。

その所作を支えるのが、道具の力。
信頼できる一台と出会うことで、作業はもっとやさしく、確かになります。


こんにちは!木工機械屋ジーエムの吉見です。

【展示会レポート】
頼れる粉砕力。一軸破砕機「WLシリーズ」を見てきました

先日、展示会で実際に見てきた一軸破砕機をご紹介します。
ヴァイマ社製の一軸破砕機「WLシリーズ」。

第一印象は「とにかくしっかりしたつくり」

構造が重厚で、フレームも強固。触れてみると、その安定感に驚きました。
実演では、大きめの木材も安定して細かく砕かれており、
破砕の力強さと、動作のなめらかさが印象的でした。

ラム式の自動送り装置が標準装備されているため、
作業者が無理に押し込まなくても、木材がスムーズに破砕部に送られ、
安定したチップ化が可能です。

リサイクル・再利用の“前処理機”として

リサイクルに最適ということは、粉砕後の木質チップは、燃料や堆肥、あるいはペレット原料としての活用も考えられます。
展示会では「再利用・リサイクル」を意識した構造が随所に見られ、
ただの破砕機というよりも、次の工程につながる“前処理機”としての役割を感じました。

果樹の剪定枝などにも対応できそう

イチジクや柿など、果樹の剪定枝の処理に課題を感じている方は多いかと思います。
カタログには明記されていませんが、展示機を見た印象では、
比較的繊維の柔らかい素材にも対応できそうな雰囲気がありました。

用途やチップの粒度は、スクリーンの選定で細かく調整できるため、
目的に応じた粉砕が可能です。

仕様とラインナップ

WLシリーズにはさまざまな機種があり、
モーター出力や投入口サイズなどで選択可能です。

例:WL6S/WL10/WL13/WL15 など

・ロータ径:368mm
・出力:30~75kW
・スクリーン:任意選定
・処理能力:0.75~3.5㎥/h(目安)

まとめ

チップを安定して砕きたい、再利用したい、という方にとって、
この一軸破砕機WLシリーズは非常に信頼できる一台です。

「まずは粉砕してみたい」
「自分の現場に合うか知りたい」

そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。 


こんにちは!木工機械販売.com、ジーエムの吉見です。

先日の日本木工機械展で、西野製作所さんの万能木工機「SA-300」「SA-240」を拝見しました。
昔から人気のある万能機ですが、実際に間近で見ると、やはりコンパクトで使い勝手が良いですね。

一台で「プレーナー・昇降盤・横切り・角ノミ」などの加工ができるため、
スペースの限られた工房や、現場加工の多い方には非常に便利な機械です。
構造もシンプルで、メンテナンス性が高く、丈夫に作られているのが印象的でした。

最近は、メーカーさんが木工機械の製作から撤退していくケースも多く、
国産で新機種を見られること自体が貴重です。
こうして今も“ものづくりの現場”に寄り添う機械を作り続けている西野製作所さんには、
本当に頭が下がります。

万能機は「昔の機械」と思われがちですが、実際は現代の小規模製造現場やDIY志向の工房にもピッタリ。
省スペース・多機能・耐久性と三拍子そろった優秀な機械です。

木工機械の世界もどんどん変化していますが、
こうした“現場の声を生かした国産機”が残っていることに、
なんだかほっとした展示会でした。

今では多くの木工機械メーカーが海外生産へと移行する中で、
こうして**“Made in Japan”の木工機械**が今も作られていることが、本当にありがたいと感じます。

日本の木工現場に寄り添い、使う人の気持ちをわかって設計された機械。
それが今も現役で存在してくれることは、私たち機械屋にとっても誇りです。
in Japanの木工機があってくれることがありがたい。
そんな気持ちを改めて実感した展示会でした。



こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

先日の「日本木工機械展」では、集塵機メーカーさんも多く出展されていました。その中で、協和機工株式会社さんと新東工機製作所さんのブースを訪問し、最新の「移動式集塵機」カタログをいただきました。実機の展示はありませんでしたが、最新仕様の資料を見ることができてとても参考になりました。

協和機工さんの「消音型集塵機 KAZ-3CS」は、名前のとおり静音設計で、コンパクトながらもしっかりとした吸引力が特徴です。ワンタッチで取り外しができるフィルター方式で、移動も簡単。工房内のレイアウト変更にも柔軟に対応できる構造になっています。

一方の新東工機製作所さんの「ミクロマンシリーズ」は、軽量・省スペース設計でありながら、強力な吸塵力を実現したモデル。当社でも実際に「ミクロマン」を使っていますが、非常に扱いやすく、日常の木工現場で大活躍しています。

木工機械の工房では、作業内容によって集塵ポイントが変わることが多く、据え置き型よりも移動式集塵機のほうが便利な場面も多いです。キャスター付きで簡単に移動できるため、加工機のそばに持っていけるのが何よりの魅力ですね。

新東工機製作所さんは小型機だけでなく、大型の据付タイプの集塵機も多数ラインナップされています。お客様の工房規模や用途に合わせた提案も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

今回は展示ではなくカタログでのご紹介ですが、各メーカーさんの努力と工夫が詰まった製品を見るたびに、国内の木工機械メーカーの底力を感じます。これからも、現場で役立つ木工機械・周辺設備の情報をブログで発信していきます!