こんにちは!木工機械販売.com、ジーエムの吉見です。

今回は、ジーネットの「新斬モノ」に掲載されていた 株式会社エアモアさんの『エア漏れ診断サービス』 をご紹介します。

工場では、コンプレッサーを使う設備が多くありますが、意外と見落としがちなのが「エアの漏れ」です。
実はこの“エア漏れ”が、電気代の20~30%もの無駄を生んでいるケースがあるんです。

エアモアさんのサービスでは、設備を止めずに 専用の診断機器 で漏れ箇所を特定。
調査から報告書の作成、修繕の提案までワンストップで対応してくれます。

【サービス内容】

現場調査票をもとに見積提出

エア漏れ診断

報告書作成

漏れ箇所の修繕提案

電気代・CO₂排出の削減効果試算

特長としては、

無駄な電力消費を削減し、省エネとコスト削減を同時に実現

数万円~数百万円単位の節約効果

漏れの大きさを可視化して、優先的な修繕箇所を明確化

工場稼働中でも診断が可能

コンプレッサーメーカーとの協業で幅広い提案が可能

という、非常に実践的な省エネ支援になっています。

実際の診断事例では、
・食品工場(9,600㎡)で年間CO₂排出量 42.4トン削減、コスト約145万円削減。
・金属加工工場(45,000㎡)でも年間CO₂ 37.9トン削減、コスト約162万円削減。

どちらも導入効果が明確で、電気代削減と環境負荷低減の両立を実現しています。

木工機械の工場でも、コンプレッサーの稼働は欠かせません。
もし「最近、エアの立ち上がりが遅い」「電気代が上がった気がする」と感じたら、エア漏れ診断を一度検討してみる価値ありです。

見えないムダを見つけて、工場の利益アップにつなげましょう!


こんにちは!中古機械屋、ジーエムの吉見です。

今回は、ジーネットの「新斬モノ」に掲載されていたヤマザキマザックの新ソフトウェア「MAZATROL DX(マザトロール ディーエックス)」をご紹介します。

MAZATROL DXは、オフィスで加工プログラムを簡単に作成できる定番ソフトウェア。これまで現場で行っていた段取り作業をデジタル化し、効率化とミスの削減を実現するというものです。

特に注目なのが、3Dモデルから自動でマザトロールプログラムを生成できる機能です。
3D CADデータを読み込むだけで、加工プログラムを自動作成。これまで手作業で行っていた段取りの多くを自動化できるようになっています。

また、新たに「多面ミル加工」にも対応。これにより、複雑なワーク形状でもプログラム作成がスムーズになり、段取り時間を大幅に短縮できます。

さらに、MAZATROL DXには便利なサポート機能が多数搭載されています。
例えば、

QUICK GUIDE:初めての方でも迷わず操作できるガイド機能

SOLID MAZATROL:3Dシミュレーションによる加工確認

VIRTUAL MACHINING:実機さながらの加工シミュレーション

CUTTING ADVISER:最適な切削条件を提案

SETUP GUIDE:段取り作業を効率化

これらの機能により、オフィスでプログラムを作成し、現場へデータを送信するだけで加工がスタートできます。まさに「デジタル段取り革命」と言える進化ですね。

ヤマザキマザックでは、現場とオフィスをつなぐ「デジタルツイン化」を進めており、今後の製造現場のスタンダードとなるシステムといえるでしょう。

木工機械でも、今後こうしたデジタル段取りの考え方がどんどん取り入れられていくと思います。
現場の効率化を進めたい方、ぜひチェックしてみてください。



こんにちは!中古機械屋、ジーエムの吉見です。

今年もやってきました「メッセナゴヤ2025」!当社ジーエムは、毎年恒例の出展をさせていただきます。今年の小間番号は D-151、表示には「鶴ケ崎鉄工」さんと書かれていますが、こちらは「ものづくり駆け込み寺」という共同ブースの一角になります。

この「ものづくり駆け込み寺」ブースは、製造業に関わる各社がそれぞれの得意分野・専門性を活かして集まる共同出展エリアです。設計、加工、組立、治具製作、木型、試作など、ものづくりをトータルでサポートできる企業が勢ぞろいしています。

今回の共同出展メンバーの一部をご紹介します。

株式会社鶴ケ崎鉄工(https://www.tsurugasaki.co.jp/)
「みんなの『声』に応えます!」を合言葉に、精密機械加工の高い技術力で製造現場を支えています。

株式会社蒲郡製作所(https://www.gamasei.co.jp/)
強み:アルミ・銅合金・樹脂などの多品種少量の部品加工が得意です。

株式会社シーエム(https://www.k-gm.co.jp/)
強み:高精度な検査治具と多様な治具製作の実績とノウハウを持っています。

日本メカケミカル株式会社(https://nichi-mecha.co.jp/)
強み:錆の発生を防ぎ、洗浄で品質を守り、常に効率と品質を高める表面処理技術。創立から50年で培った化学力で製造現場を支援します。

株式会社STAR UP(https://starup01.jp/)
強み:「欲しい図面」「見つけたい図面」をDXでつなぐ図面管理プラットフォーム。柔軟で迅速な開発力が魅力です。

株式会社ニデック(https://www.nidec.com/jp/)
世界的モーターメーカーとして、最新技術を用いたモノづくり支援を行っています。

このように、各社がそれぞれの専門分野を活かし、協力して課題解決に取り組むブースです。当社ジーエムも、木工・樹脂・金属加工の現場で役立つ 「治具」や「木型」 を展示します。

作業効率アップ、精度向上、現場改善のヒントをお探しの方はぜひお立ち寄りください。

メッセナゴヤ2025(ポートメッセなごや)D-151ブース でお待ちしております!


こんにちは!木工機械販売.com、ジーエムの吉見です。

今日はちょっと金属加工業界の話題を紹介しますが、これはどの製造業の方にも関係のある革新的な技術です。その名も「Meltio Engine CNC」。株式会社テクトレージさんが発表した、金属3Dプリンターとマシニングセンタを一体化させたハイブリッド加工機なんです。

ご存じの通り、金属3Dプリンターってめちゃくちゃ高価で、1億円以上することも珍しくありません。しかも、造形が終わった後には仕上げ加工が必要で、別の機械にセットし直す手間がありました。

ところがこの「Meltio Engine CNC」は、既存のマシニングセンタに後付けできるという画期的な発想! つまり、今ある設備にMeltioを取り付けるだけで、金属3D造形から切削仕上げまでを1台で完結できるんです。

この仕組みのすごいところは、造形と切削の切り替えがスムーズなこと。位置ずれも少なく、精度が非常に高い。しかも、設計段階から「どこまでを造形し、どこからを切削で仕上げるか」を考えられるので、時間の短縮にもつながります。

要するに、従来の「造形→取り外し→加工→検査」といった工程を、「造形→そのまま加工」で完了できるんです。これは現場の生産性を大幅に上げる技術だと思います。

木工機械の世界でも、加工と仕上げを一体化させた複合機がどんどん登場していますが、金属加工業界でもついにここまで来たか、という印象です。

ものづくりの未来を感じさせるMeltio Engine CNC。興味のある方は、ぜひテクトレージさんの技術資料をチェックしてみてください!


こんにちは!中古機械屋、ジーエムの吉見です。

今回は、当社で販売している WIKUS社製「MARATHON X3000」バイメタルバンドソーブレード のご紹介です。

ドイツのWIKUS(ヴィークス)社は、世界的に信頼されるバンドソーメーカーで、その中でも「MARATHON X3000」は特に人気の高いモデルです。金属加工現場で求められる“切れ味・耐久性・コストパフォーマンス”をバランス良く備えた製品として、多くのユーザーから支持されています。

このX3000は、特殊なバイメタル構造により刃先の耐摩耗性が非常に高く、硬鋼材やステンレスなどの難削材にも対応。長寿命で安定した切断が可能です。さらに、加工精度が高いため、製品の仕上がりも安定します。

当社では、X3000を各種サイズ・ピッチで取り扱っています。
「どのサイズを選べばいいかわからない」「使用機種に合うものを探している」など、ご相談もお気軽にどうぞ。お客様の使用条件に合わせて最適なバンドソーを提案いたします。

WIKUS MARATHON X3000の販売・ご相談は、ぜひ当社ジーエムまでお問い合わせください。