こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

今回は、「研磨できます!刃物の加工もできます!」というお知らせです。

機械を扱っていると、どうしても消耗するのが刃物類。切れ味が悪くなったり、欠けてしまったり…。でも、捨てるのはちょっと待ってください!

ジーエムでは、以下のような刃物の再研磨・加工サービスを承っております。

◆ 対応できる刃物の一例

鉋刃(かんなば)

チップソー

エンドミル

ボールエンドミル

ドリル

これらの刃物は、研磨によって再び使えるようになります!さらに、用途に合わせた寸法調整や刃付けの加工も対応可能です。

◆ こんなご要望にも対応しています

刃物の形状変更・調整

特注サイズへの加工

セットでの再研磨・再仕上げ

小ロット対応OK!

長年使ってきたお気に入りの刃物を、もう一度現役に復活させることができます。新品に買い替えるよりも経済的で、なにより使い慣れた道具がよみがえる喜びがあります。

実際にお客様からのご依頼にも数多く対応しており、
「助かったよ」「またお願いね!」といったお声もたくさんいただいています。そうした反応が、私たちの励みになっています!

◆ ご相談はお気軽に!

「この刃物、なんとかならないかな?」「ちょっと寸法変えて加工したいんだけど…」

そんなときは、写真やサイズ情報を添えて、お気軽にご相談ください。状態を確認のうえ、研磨・加工の可否、納期、費用などをご案内いたします。

ジーエムは、機械の販売だけでなく、**“今ある道具を、より良く使い続ける”**ためのサポートにも力を入れています。再研磨・再加工で、刃物もよみがえる!

ぜひお気軽にお問い合わせください。


こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。
今回は、中古機械の運搬・設置サービスについてご紹介させていただきます。

当社では、機械をご購入いただいたお客様から、よくこんなご依頼をいただきます。

「運ぶところから設置までお願いできますか?」

もちろん、お任せください!

ジーエムでは、ユニック付きの3トントラックで機械をお届けし、ご希望があれば設置まで対応しています。重量物でも、安全・確実に運び込みができるよう、経験豊富なスタッフが対応いたします。

ただし… ひとつだけお願いがあります!

3トントラックが停められるスペースのご用意をお願いいたします。

工場や作業場の前が狭かったり、搬入口が制限されていたりすると、安全に荷下ろしや設置作業ができない場合があります。
事前に搬入経路や駐車スペースをご確認いただけると、とても助かります!

もし「うちの前、ちょっと狭いけど大丈夫かな?」と心配な方は、どうぞお気軽にご相談ください。
現場の状況に合わせて、最適な運搬方法をご提案させていただきます。

中古機械も、新品と同じように大切に。
お届けから設置まで、安心してお任せいただけるよう心がけています!


こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

今日は「IIDA(飯田工業所)」の木工機械について、とっても嬉しいお知らせがあります!

中古の木工機械を使っていると、こんなお困りごとはありませんか?

昔、親方が使っていたけど、自分は使い方がよくわからない…

動かせるけど、正しい調整方法やメンテナンスが不安…

ボタンやレバーの意味が、もう誰にも聞けない…

そんなとき、もし「取扱説明書」があったら――?

実は、「IIDA」の機械は、正規の取扱説明書をお取り寄せできるんです!

これは、すごいことなんです。長く引き継がれてきた機械を、正しく、安全に使うための“答え”がそこにある。使い方に悩んでいた方も、メンテナンスに迷っていた方も、一気に不安が解消されます。

もちろん、すべての型式に対応できるわけではありませんが、製造番号や型番がわかれば、メーカーに確認してご用意できる場合があります。

当社ジーエムでは、取説の入手サポートも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。「このIIDAの機械、説明書って取り寄せられる?」そんな一言からでもOKです!

さらに、ご希望があれば、技術者による講習の手配も可能です!新しいスタッフの方へのレクチャーや、安全な使い方の確認など、実際の現場でサポートできる体制もお手伝いできます。※すべての機械・内容に対応できるわけではありませんので、まずはご相談ください。お問い合わせはこちら。

中古機械でも、**「正しく使える安心」**を。


【第3回】“測りにくい”を測る!変形ワーク用・検査治具の製作事例

こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

最終回となる今回は、当社が実際に手がけた“変形ワーク用検査治具”の事例をご紹介します。

「測りにくい」「固定できない」「検査がしにくい」――そんなワークに頭を悩ませたことはありませんか?

今回のお客様からのご相談も、まさにこの3つの課題がそろったものでした。

■ ご依頼内容:形状が不安定なワークの寸法検査が難しい

製品は、複雑な曲面を持つアルミ鋳物部品。
従来の検査では、ゲージがうまく当たらず、「検査値が安定しない」「作業者によってバラつく」といった問題がありました。

お客様のご希望は以下の通り:

誰でも同じ位置に正確にセットできること

目視や手触りではなく、確実な数値で判断したい

検査工程に時間をかけたくない

■ ジーエムの提案と製作ポイント

当社では、まず製品そのものを3Dスキャンで取り込み、実物の形状を忠実にデータ化。
その上で、次のような提案を行いました:

自重で安定するように設計した置き治具

専用プローブで複数箇所をワンタッチ測定

手袋をしたままでも操作できるレバー構造

こうすることで、測定者による“バラつき”を防ぎ、検査の標準化を実現しました。

また、使用頻度の高い箇所には交換式の摩耗部品を採用し、長期運用にも対応。現場の声を丁寧に拾いながら、製作チーム一丸で取り組んだ一品です。

■ お客様の声

納品後、「検査時間が1/3に短縮された」「新人でも安定して検査できるようになった」と、大変うれしいお声をいただきました。

私たちは、これからも「現場のお困りごと」に寄り添う治具をつくり続けます。既製品では解決できない、そんな“ひと工夫”をお求めの方は、ぜひ一度ご相談ください。


【第2回】“オーダーメイド治具”ができるまで――ジーエムの現場力

こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

前回は、当社の治具の特徴や「縁の下の力持ち」としての役割についてご紹介しました。今回はその続きとして、実際にジーエムで“オーダーメイド治具”がどのように作られていくのか、その流れと現場の工夫についてご紹介いたします。

Step1:お困りごとのヒアリング

まず最初に、お客様から「こんな加工がやりづらい」「今ある治具が合わない」といったご相談をいただきます。図面がなくてもOKです。実物をお預かりして採寸することもできますし、口頭での説明からアイデアを起こすことも可能です。

Step2:設計スタッフと現場が連携

社内に設計担当がいるため、ヒアリングからすぐに図面化へ。ここで大切なのが、製造部門との連携です。

加工のしやすさ

組み立て作業者の動き

ワークの材質や精度要求

これらを現場とすり合わせながら、設計を最適化していきます。「作りやすい治具」は「使いやすい治具」でもあるのです。

Step3:社内加工と一貫対応

設計図が決まれば、社内設備での加工に移ります。NC旋盤、フライス盤、ワイヤーカットなどを活用し、短納期での対応も可能。社内で完結するため、急な仕様変更にも柔軟に対応できます。

Step4:検査・納品・フォロー

仕上がった治具は、三次元測定機や3Dスキャナを使って精度をチェック。
現場での使用に耐える品質を確認した上で納品します。
また、納品後も調整や追加工などがあればすぐに対応可能。お客様と一緒に育てていく“進化する治具”も、ジーエムの得意分野です。

次回は、実際にお客様からご依頼いただいた「変形ワーク用検査治具」の製作事例をご紹介します。どんな工夫で解決したのか?ぜひお楽しみに!