こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

中古の木工機械って、新品に比べてお得だけど、選び方が難しいなぁ…と悩んだことはありませんか?うまく選べばコストを抑えつつ、しっかり使える機械が手に入ります。でも、ちょっとした見落としで思わぬトラブルが発生することも。今回は、中古木工機械を選ぶときのポイントと、長く快適に使うためのお手入れ方法について、分かりやすくお話ししていきます!

1. 中古木工機械を選ぶ際のチェックポイント

(1) 使われてきた環境や状態をチェック!

どれくらいの期間、どんな用途で使われていたのか確認しましょう。

主要部品(ベアリング、モーター、定盤など)がどれくらい摩耗しているかも重要です。

試運転できる場合は、実際に動かしてみて異音や振動がないかチェックしましょう。

(2) 信頼できるメーカー・モデルを選ぶ

有名メーカーの機械は耐久性が高く、部品の入手も比較的容易です。

ユーザーの評判やレビューをチェックして、問題がないか確認しておきましょう。

(3) 修理・メンテナンス履歴を確認する

きちんとメンテナンスされていた機械は、長持ちする可能性が高いです。

修理歴が明確になっているかも要チェック。

(4) 価格を比較する

同じモデルの市場価格と比較し、適正価格かどうか見極めましょう。

2. 中古木工機械のメンテナンスポイント

(1) 使った後はしっかり掃除!

木くずや粉塵は機械の寿命を縮めるので、使用後にしっかり掃除しましょう。

可動部分には適切な潤滑油を塗って、摩耗を防ぎます。

(2) 電気系統のチェックも忘れずに!

電源コードや配線の断線・劣化をチェックしましょう。

モーターやスイッチの動作も定期的に確認を。

(3) 刃物やカッターのメンテナンス

刃が鈍ってくると作業効率が落ちるので、定期的に研磨しましょう。

ひどく摩耗している場合は、新しいものに交換しましょう。

(4) ベルト・チェーン・ギアのチェック

ベルトがたるんでいたり、ひび割れがある場合は交換を。

チェーンやギア部分にはグリスを塗り、スムーズに動くようにしましょう。

(5) フィルター・排気システムもきれいに!

集塵機を使っている場合は、フィルターの目詰まりをこまめに掃除しましょう。

排気システムが正常に機能しているかも確認を!

まとめ

中古の木工機械を選ぶときは、使用履歴やメンテナンス状況をしっかりチェックして、信頼できるメーカーやモデルを選ぶのがポイントです。そして、購入後も定期的なお手入れをすることで、長く快適に使い続けられます。

中古機械でも、きちんと選んでメンテナンスすれば、新品同様に活躍してくれます!ぜひ、今回のポイントを参考にして、お得に賢く中古木工機械を活用してくださいね!