こんにちは!中古機械屋、ジーエムの吉見です。

今回は、実際にあった木工機械導入相談の事例をもとに、「どのように機械選定を進めているのか」「現場で何を確認しているのか」など、普段は見えにくい導入相談の裏側をご紹介します。

ジーエムでは、お客様から「新しく機械を導入したい」「作業効率を上げたい」といったご相談をいただいた際、まずは現場確認からスタートします。図面では分からない作業動線、設置スペース、既存機械との相性などは、現場を見なければ判断できないためです。

■ 導入相談の流れ(実例)

先日ご相談いただいたのは、三河地区の大工様。「新規事業として家具を製作・販売したい」という前向きなご相談でした。長く木工に携わってこられ、新たな挑戦として家具製造に踏み出されるとのこと。たいへん素敵な取り組みです。

お近くということもあり、営業スタッフが訪問。既存の木工機械の状態を確認しつつ、工場スペースやレイアウト、電力量など導入に必要な条件を丁寧にチェックしました。

工場の広さや天井高、床の強度などは、導入可否を大きく左右するため非常に重要です。どれだけ魅力的な機械でも、スペースや電力が確保できない場合は導入を断念せざるを得ないケースもあります。事前調査は欠かせない工程です。

今回の現場ではパネルソーの導入を検討しましたが、天井高と床強度の問題があり、最終的には見送りとなりました。そのかわり、既存木工機械の点検をご依頼いただき、現状の体制をより良くする方向で進めることになりました。

■ ご提案の裏側で意識していること

導入相談の際に大切にしているのは、「本当に現場に合う機械を選ぶこと」。そのために次の点を常に意識しています。

・現場にとってメリットがあるか
・オペレーターが安全に扱えるか
・加工内容に対して過剰スペックになっていないか
・導入後のフォローや部品供給が可能か

当社には150台ほどの中古木工機が在庫としてありますが、お客様に合わない機械を無理に勧めることはありません。長く安心して使える機械をご案内することを最優先にしています。
お気軽に、ご相談ください。ご相談はこちらまで。


んにちは!木工機械販売.com、ジーエムの吉見です。

最近、「機械の調子が悪いので見てほしい」「機械の部品が欲しい。」「移設を検討しているので相談したい」というお問い合わせが増えています。当社ジーエムでは、愛知県三河地区や浜松エリアを中心に、日常的に営業マンが得意先を訪問しています。タイミングが合えば、実際に現場を見ながらお客様の状況に合わせたご提案を行っています。

先日も三河地区の新規のお客様からご相談をいただき、購入したい機械部品について現場で状況を確認しながら最適なご提案をさせていただきました。その際、機械全体の状態も併せて点検し、今後のメンテナンス方針もお話ししました。現場を直接見ることで、より具体的で無駄のない改善策をご案内できます。

また、移設のご相談は木工機械のみ対応しています。特に大型木工機械については、当社で受け入れが難しい場合もありますので、事前にお問い合わせください。さらに、移設作業は必ず信用のおける協力会社としか行っていません。安全面と作業品質を最優先にしていますのでご安心ください。

移設は簡単な作業ではありません。木工機械は重量があり、危険が伴います。作業中の事故リスクだけでなく、万が一移設中に機械が損傷した場合には責任問題にも発展します。そのため、当社では社内で慎重に検討したうえでお引き受けするかどうか判断しています。

当社が得意としている機械であれば、万が一トラブルが起きた場合にも対処できますが、扱いに慣れていない機械の場合はリスクを考慮してお断りすることがあります。基本的に移設は、当社と長くお付き合いのある信頼できるお客様に限定しています。

ただし、中古機械の納品時に、他の機械の移設・移動を一緒に依頼されるケースもあり、その場合は状況を見てケースバイケースで対応しています。

さらに、機械によっては使い勝手やご予算に応じて、中古木工機をご提案することもあります。当社では常時150台ほどの中古木工機を在庫しており、ご予約いただければ実機をご覧いただくことができます。

機械の不調や移設、中古機の導入をお考えの方は、どうぞお気軽にジーエムまでお問い合わせください。


こんにちは!中古機械屋、ジーエムの吉見です。

本日は、協和製ペティワークの安全器 「KS-2」 について、改めてご紹介いたします。

ペティワークは、小型の軸傾斜横切り盤として人気が高く、扱いやすさと省スペース性から、現場の作業効率アップにも大きく貢献してくれる機械です。

しかし近年は、労働基準監督署からの指導や安全管理の強化によって、「安全器の設置が必須」 とされるケースが増えています。
そのため、中古機をご使用中の方からも、安全器に関するお問い合わせが多く寄せられています。

安全器 KS-2 は当社でご用意できます

・中古の本体を譲り受けたが安全器が付いていなかった
・既存の安全器が破損してしまった
・労基署から設置を指導された

という場合は、当社にて対応可能です。
協和ペティワーク専用 「安全器 KS-2」 を単品でご用意していますので、お困りの際はご相談ください。

機種がわからない場合は写真で確認できます

協和ペティワークは製造年代によって仕様が異なることがあります。
そのため、どの機種かわからない方は、本体や銘板、安全器取り付け部の写真を送っていただければ、当社で適合部品を判断できます。

今回も「ブログを見た」とお問い合わせいただいたお客様がいらっしゃり、
機種が確定できなかったため、
・本体全体
・銘板
・安全器取り付け部
などの写真を送っていただき、正しい安全器をご案内することができました。

写真送付についてのお願い

当社のお問い合わせフォームでは、写真の添付ができません。
いただいた内容を確認後、こちらから 返信メールを送信いたしますので、そのメールに写真を添付してお送りください。
お手数をおかけしますが、確実な機種判別のためにご協力をお願いいたします。

本体機械のご案内

現在、中古のペティワーク本体は在庫がございませんが、新品の取り扱いは可能です。
ご希望がありましたら、お見積りも承りますのでお気軽にお問い合わせください。

安全対策は、信頼できるパートナーから。
協和のペティワークに関するご相談は、どうぞ当社へお問い合わせください。

お問い合わせはこちら


製造業の現場では、図面のない部品や、現物合わせで作られた型・治具の管理など、
「データが残っていない」という課題がつきものです。

株式会社ジーエムでは 「3D復元.com」 を通じて、
非接触・高精度の3Dスキャンサービスを企業向けに提供しています。

▼ 図面・3Dデータがなくても、現物から正確にデータ化

当社の3次元測定機は、細かな形状まで正確に読み取れるため、

図面が残っていない部品の再製作

経年劣化した鋳物型や治具の復元

手作業で製作された試作品・モデル形状のデータ化

市販されていない専用部品の3D CAD化

現物合わせで作られた部品の図面化

など、多くの企業様からご依頼をいただいています。

▼ よくあるご相談(企業様向け)

現場で使っている型が破損寸前で、このままでは量産が止まってしまう

古い設備の補修部品を復元したいが、図面が存在しない

現物合わせで製作した治具を正式図面として残したい

廃番になった部品のリバースエンジニアリングを行いたい

OEM部品の形状をデジタル化して管理したい

製造業ならではの“現物からのデータ化課題”の解消に、ジーエムは力を発揮します。

▼ 3Dデータ化のメリット(企業用途)

再製作・復元が容易になり、設備停止リスクを低減

形状のデジタル管理により、社内資産の可視化が可能

外注先との共有もスムーズ(CADデータでやり取り可能)

3Dプリント・切削加工との連携でスピーディに試作製作

設備保全・治具管理・試作開発など、製造現場の幅広い場面で役立ちます。

▼ お問い合わせは企業様限定で承っています

「この部品はスキャン可能か?」
「復元データの精度要件について相談したい」
といった技術的なご相談も歓迎しています。お問合せはこちら。

現物を確認しながら、最適なスキャン方法・データ形式・加工連携をご提案いたします。


こんにちは!木工機械販売.com、ジーエムの吉見です。

今日は、少し個人的であたたかい思い出話からスタートします。左側の粘土細工は、私の娘が小学生のころ美術教室で作ったものです。かわいいでしょう?娘が小学生のころに作った粘土作品なのですが、これがもう本当に上手で、表情や色づかいまでしっかり考えて作っていました。親としては今でも宝物のような作品です。

その思い出の粘土細工(下の左側の画像)を、当社の3Dスキャナーでスキャンしデータ化。さらに、その3Dデータを使って3Dプリンターで出力したのが右側のフィギュアです。現物をデジタル化することで、こうした“思い出の品の再現”が可能になります。

3Dデータ化してしまえば、原作の“ゆるっとしたかわいさ”をそのままに、拡大・縮小はもちろん、リバースエンジニアリングソフトを使ってCADデータとして編集することもできます。「ここを少し直したい」「形状を変更したい」といったご要望にも柔軟に対応できます。CADデータとしてお渡ししますので、お客様ご自身での修正も可能です。

現物からの3Dデータ起こしは、ジーエムの 3D復元.com にお任せください。

ご興味のある方は、ぜひジーエムまでお問い合わせください。