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「新斬モノ」【誌面紹介】切削加工の未来を切り拓く!ARUMCODEの進化と自動化のカギ
【誌面紹介】切削加工の未来を切り拓く!ARUMCODEの進化と自動化のカギ
こんにちは、機械屋ジーエムの吉見です。
今回ご紹介するのは、ARUM Inc.が提供する切削加工自動化支援システム「ARUMCODE(アルムコード)」。加工の効率化・標準化を目指す現場にとって、非常に頼りになるソリューションです。
2024年2月のアップデートで、さらに便利な新機能が追加されました。
新機能①:シミュレーション機能「Vsim(ブイシム)」とは?
Vsimは、ARUMCODEのプログラムを使って工具の動きを3次元(3D)で事前に確認できる機能です。
これにより、実際に加工する前に:
工具が正しく動くかどうか
ワーク(加工される部品)にぶつかってしまわないか
無駄な動作がないか
といったことを目で見て確認できるようになります。
このような「シミュレーション」は、現場での失敗や試行錯誤(トライ&エラー)を減らし、加工の安全性と精度を高めてくれます。
新機能②:ライブラリエディタとは?
ライブラリエディタは、加工する材料(被削材)や使う工具に応じて、最適な加工条件(スピードや深さなど)をリスト化できる機能です。
このリストをつくることで:
過去の設定を再利用できる
人によって加工品質がバラつかない
誰でも同じように作業ができる
といった、標準化や作業の効率アップにつながります。
ARUM Factory365との連携で「自動化」も実現
ARUM Factory365は、ARUMCODEをより便利に使うためのクラウド型のサービスです。
クラウドとは、パソコンの中ではなく、インターネット上にデータを保存・管理する方法です。
Factory365を使えば:
加工データを一括管理
最適な加工条件の自動抽出
解析結果のフィードバックで改善提案
といった流れをすべてオンラインで管理できるようになります。
自動化へのステップがわかりやすく
誌面では、導入から解析、フィードバックまでの9つのステップが紹介されており、
「どうすれば自動化ができるのか」が非常にわかりやすくまとめられています。
ARUMCODEの導入を考えている方はもちろん、これから自動化に取り組みたい方にもおすすめの内容です。
ご相談・資料提供もお気軽に
ARUMCODEやARUM Factory365に興味のある方には、
メーカーご紹介や資料のご提供も可能です。どうぞお気軽にお問い合わせください。
▼ お問い合わせはこちら:
https://mokkou-kikai.com/contact/
次回も「新斬モノ」から注目の技術をご紹介していきます。お楽しみに。