こんにちは!機械屋ジーエムの吉見です。

今回は、ジーネットの「新斬モノ」に掲載されていた 株式会社セキュリティデザインさんの『エアウォッシャーカメラ』 をご紹介します。

加工中の機械の中、クーラントが飛び散って何が起きているか見えない…。
「工具が折れたのか?」「ワークの位置ズレ?」「不良が出た原因がわからない!」
そんな経験、ありませんか?

この「エアウォッシャーカメラ」は、まさにそんな悩みを解決してくれるスグレモノです。

カメラのレンズ前面にエア噴射機構を内蔵しており、切削中でもクーラントや切粉を吹き飛ばしてクリアな映像を撮影できます。
撮影した映像はモニターやSSDレコーダーに保存可能で、後から加工の様子を確認することもできます。

【製品の特長】
特長① どこでも使えるエアポンプ内蔵型
カメラ本体にエアポンプを内蔵しているので、コンプレッサーが近くになくてもOK。設置場所を選びません。

特長② マグネットで簡単取付!工事不要
強力マグネットで機械の好きな場所に取り付けでき、面倒な配線工事も不要。導入がとても簡単です。

特長③ 録画機能付きで加工の“見える化”
撮影した映像をSSDレコーダーに保存できるので、加工トラブルの原因分析や改善にも活用可能。まさに「加工現場のDXツール」と言えます。

【基本構成】

エアウォッシャーカメラ本体

制御スイッチ

SSDレコーダー

配線・アダプタ類

オプションで、モニターや交換レンズカバーも選択可能です。

機械加工の現場ではもちろん、木工機械の加工確認やトラブル解析にも応用できます。
最近は、リモートで加工監視を行いたいという声も増えており、こうした“見える化カメラ”のニーズは今後ますます高まりそうです。

作業者の勘や経験に頼っていた部分を、映像とデータで見える化。
これからのものづくり現場には欠かせないアイテムです。